PIVO(ピヴォ)
ピヴォとはポルトガル語で「軸、中心」という意味。ダイヤモンド型フォーメーションの一番先に位置する。
前線でボールを受けて、上がってきた味方に落としたり、自ら振り向いてシュートを打つなど、攻撃の中心を担う。サッカーにおけるポストプレータイプのFWのイメージ。
守備では最前線から最初にアプローチをしていく。ボール奪取は難しくとも、味方の選手がパスカットできるように、パスコースを限定させたい。
攻撃力はもちろんながら、相手を背負ってボールを受けることが多いので、キープ力と共にフィジカルコンタクトの強さも求められる。
攻撃の中心ということで、やはりフットサルにおける花形ポジション。
<日本人有名選手>
小暮賢一郎:現在スペインリーグ参戦中。現日本代表不動のエース。
相根澄:PREDATOR FUTSAL
CLUB所属。イタリア、セリエA1でプレーした唯一の日本人。
アラとはポルトガル語で「サイド」という意味。右がアラ・ジレイト、左がアラ・エスケルドと呼ばれる。
攻守両面においてチームへの貢献が求められるポジション。
攻撃においては前線まで上がり、サイドを突いたり、ピヴォの落としたボールをシュートするなど、ゴールにからんでいく。
守備においては、後ろに戻ってベッキ、ゴレイロとコンビネーションをとってディフェンスを助けたり、味方のポジションを見てチームのバランスを取る。
シュートを打つ機会が多いため、正確なシュート、また運動量やピヴォの落としたボールに走りこむスピードなどが求められる。
ゲームの中で一番ボールタッチの多いポジション。
<日本人有名選手>
金山友紀:CASCAVEL東京所属。上背は無いが、スピードで勝負する、日本のスピードスター。
藤井健太:MAG'S
FUTSAL
CLUB所属。1996年代表デビューの現日本代表の最古株。名古屋グランパス楢崎の高校の同級生。
比嘉リカルド:2003年にブラジルから日本に帰化。FC琉球でサッカー選手としてプレーしている。
ベッキとはポルトガル語で「舵取り」という意味。同じポジションのことを「FIXO(フィクソ)」と呼ぶ場合もある。
フィールドプレイヤーの最後尾に位置するため、もちろん守備が一番の仕事だが、“舵取り”の名の通り、守備だけでなくゲームメイクも担う。
守備で最も重要なのが、攻撃の起点であるピヴォにボールを入れさせないこと。このマッチアップに勝つことが出来れば相手のチャンスの半分以上は潰すことが出来る。
サッカーのように守備だけをしていればいいのではなく、ボールを奪った際にはパス回しの中心にならなければならない。オーバーラップからミドルシュートを打ったり、パスカットした後スルーパスで展開したりと、攻撃に絡む機会も多い。
守備力はもちろん、ゲームを作るクリエイティブさや、チームをまとめるキャプテンシー、ゲームの流れを読む力、冷静な判断力が求められる。強烈なミドルシュートを打てるキック力があればなお良い。
<日本人有名選手>
難波田治:FIRE
FOX所属。気持ちを前面に押し出したプレーでチームを鼓舞する。
鈴村拓也:現在スペインリーグ参戦中。ヴィッセル神戸に所属していた、元Jリーガー。
ゴレイロとはポルトガル語で「ゴールキーパー」という意味。その名の通りゴールを守る。
しかし、サッカーと比べゴールが小さいため、守備範囲は狭くなる。至近距離からのシュートが多いので、反応の速さや、自らの危険を顧みず身を挺してゴールを守る勇敢さが必要。
また、フットサルではキーパーもゴールを狙える。攻め上がってミドルシュートか、相手が上がってきたときにパントキックで相手の上を越してゴールを狙う。
また、スローイングもサッカーより正確さが求められ、直接ゴール前に投げてアシストすることもある。素手の方が投げやすいため、フットサルのキーパーはグローブをつけずにプレーする選手も少なくない。
素早い判断力と広い視野を持ち、味方にコーチングすることも重要。
<日本人有名選手>
川原永光:田原FC所属。第5回アジア選手権で最優秀ゴールキーパーに選ばれた、日本代表の守護神。
@キックオフ
キックオフは必ずボールを前方に出さなければなりません.
以上のことを守らない場合、もう一度やり直しになります.
※キックオフから直接ゴールを狙うことが出来ます.
Aキックインファール
●ボールをライン上に静止しないと×.
***よくライン上に乗ってないケースを見かけます***
●軸足(蹴り足ではない方の足)がコート内側にラインを完全に超えると×.
***軸足がコート外にあるかラインにかかっていればOKです***
●ボールを蹴れる状態から4秒以内に再開しましょう.
以上のことを守らないと、相手ボールからのキックイン再開となります.
※キックインファールではありませんが、相手側選手はボールより5m離れなければなりません.
故意に離れない場合は、遅延行為・規定距離を守らないとして警告の対象になります.
B交代ルール
●交代時は、交代ゾーンを守りましょう.ベンチ前に5m枠の交代ゾーンがあります.
交代はサッカーとは違いレフリーに申し出る必要はありません.インプレー中でも交代OKです.
また交代時は中にいる選手が外に出てから、ベンチの選手が中に入らなければなりません.
逆の場合、コート内に6人の選手がいることになりますので、中に入った選手は警告の対象となります.
Cキーパーへのバックパスルール
●キーパーは味方選手の足で出した意図的なパスを手で扱うことが出来ません.
●キーパーから出たボール(スローでもキックでも)は、一度ハーフウェイラインを超えるか、自陣で相手選手がボールに触れるか
でないとキーパーへは戻せません.
つまりキーパーへ戻せる場合は、一度ボールをハーフウェイラインを超えさせるか、自陣で相手選手にボールを取られてから
取り返せればキーパーへパスが認められます.ボールを相手に当てて外に出し、キックインからキーパーへパスが出せます.
以上のことを守らないと、相手ボール間接フリーキックからの再開となります.
このことがペナルティーエリア内で起きた場合は、ボールは一番近いエリアライン上からとなります.
その外の場合は、その時点から再開となります.
Dゴールクリアランスについて
ゴールクリアランスとは、サッカーで言うゴールキックに相当するものですが、
フットサルの場合、キーパーがボールを手で投げて再開します.相手ゴール前まで投げてもOKです.
この時、キックからの再開は×です.また味方選手はエリア外でボールを受けなければなりません.
以上のことを守らない場合、もう一度やり直しをすることが出来ます.
但し、繰り返し行為は遅延行為として警告の対象となります.
参考)ゴールクリアランスはアウトオブプレー時の再開方法であって、インプレー中はキーパーはスローでもキックでもOKです.
参考)キーパーからのボールを味方選手が受けて、そのままキーパーへパスを出しキーパーが受けた場合、
バックパスとなり、反則となります.
Eスライディングファールについて
スライディングタックルはフットサルでは禁止されていますが、スライディング行為が必ずファールとなるとは限りません.
スライディングファールにならない場合を説明します.
・シュートする選手のボールディスタンス範囲外のシュートされたボールをブロックをするスライディング行為.
・パスカットによるスライディング行為.
ボールディスタンスにあるかないかは微妙なところなのでレフリーの判断によります.
スライディング行為はリスクもありますので、気をつけましょう.
※ゴールキーパーのスライディングタックルについて
・ペナルティーエリア内でのボールへのスライディングタックルは過剰な行為でない限り、反則にはなりません.
・ペナルティーエリア外でのスライディングタックルは反則となり、少なくとも警告は覚悟しなければなりません.
また得点機会の阻止に当たる行為は退場となります.
Fハンドリングについて
ボールを手で扱うことは出来ません.
サッカー・フットサルでは一番有名なファールですが、解釈を間違えている選手も多いので説明します.
ボールが手に当たったのと、ボールを手で扱うのとでは意味が違います.後者が反則行為となります.
レフリーから見て、ボールが選手の手に当たっただけと見なせば、反則として取らない場合がほとんどです.
◆たまに起こりうる事例◆
●キックインが誰にも触れずに直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールとして認められません.相手ゴールクリアランスからの再開です.
●キックインが誰にも触れずに直接味方ゴールにゴールインしてしまった.
→(オウン)ゴールとして認められません.相手側コーナーキックからの再開です.
●ゴールクリアランスが誰にも触れずに直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールとして認められません.相手ゴールクリアランスからの再開です.
●ゴールクリアランスが誰にも触れずに直接味方ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールとして認められません.再度やりなおしです.
●コーナーキックが誰にも触れずに直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールです.
●コーナーキックが誰にも触れずに直接味方ゴールにゴールインしてしまった.
→(オウン)ゴールとして認められません.相手側コーナーキックからの再開です.
●インプレー中、キーパーから投げたボールが誰にも触れず直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールとして認められません.相手ゴールクリアランスからの再開です.
●インプレー中、キーパーから蹴ったボールが誰にも触れず直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールです.
●キックオフからシュートし誰にも触れずに直接相手ゴールにゴールインしてしまった.
→ゴールです.
フットサルで使うボールは、サッカーボールとは違います。フットサル専用ボールは、少年用サッカーボールの4号球とほぼ同じサイズで、サッカーボールよりもはずみにくいボールを使用します。
フットサルボールの品質とサイズは以下のように定義されています。
※2000年改正点:これまで390g〜430gとされていた重さが、400g〜440gに変更
フットサルコートは、サッカーコートの4分の1ぐらいの大きさです。
フットサルコートの大きさ
長さ:最小 25m ~ 最大 42m
幅: 最小 15m ~ 最大 25m
国際試合でのフットサルコート大きさの規定
長さ:最小 38m ~ 最大 42m
幅: 最小 18m ~ 最大 22m
センターサークル
半径3mの円
ペナルティーエリア
それぞれのゴールポストの外側を中心として、半径6mの四分円をゴールポストの外側のゴールラインから、ゴールラインに直角に描いた仮想ラインのところまで描く。それぞれの四分円の先端を、ゴールポストの間のゴールラインに平行な3.16mのラインによって結ぶ。
ペナルティーマーク
両ゴールポストの中央から6mのペナルティエリアのライン上で、両ゴールポストから等距離のところにペナルティーマークを描く。
第2ペナルティーマーク
両ゴールポストの中央から10mで、両ゴールポストから等距離のところに第2ペナルティーマークを描く。
コーナーアーク
それぞれのコーナーに半径25cmの四分円をピッチ内に描く。
交代ゾーン
チームベンチ側のピッチで、それぞれのチームベンチの直前に交代ゾーンを設ける。競技者は、交代のために、ここから出入りする。
交代ゾーンは、チームベンチの直前に設け、その長さはそれぞれ5mとする。その両端をタッチラインに直角に幅8cm、長さ80cmで描く。
80cmのうち40cmをピッチの内側、40cmをピッチの外側に描く。
フットサルルール・ポジション役割